第2回

 

H&H STYLE 第2回目のお客様は、若菜晃子さん。

編集者である若菜さんは、山と溪谷社で『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立され、日常と自然、山をつなぐご自身のリトルプレス『ミューレン』の編集、発行もされています。
週に一度は山へ出かける彼女の必需品のなかにもH&Hのジュエリーがあるそうです。
そんな若菜さんのH&Hジュエリースタイルをご紹介させていただきます。

コーヒー、ビスケット、アイスクリーム。
お菓子が大好きな若菜さんご愛用のH&Hコレクション。

最初にオーダーをいただいたシトリントパーズのペンダント。石のサイズやフォルムを生かし、ナチュラルで優しい印象に仕立てました。このペンダントは、山へ行く時にもお守りとして無くてはならないものだそうです。
リングは退社の記念にと、ペンダントとセットになるように作らせていただきました。ちょっとお洒落をしたい時にペンダントと一緒にお使いになるそうで、それは例えばご主人とのデートの時だとか。

 


 

シトリントパーズの丸くおおらかなデザインに対して、こちらのブルートパーズは存在感のあるクールなイメージ。
ペンダントは石の存在感を生かして奥行きのある箱のようなフォルム。今年のお誕生日に作らせていただいたリング
もペンダントに合わせたデザインに。若菜さんのライフスタイルに合う大きさとフォルムでお仕立てしました。

 

同じ位のサイズの石を、同じフォルムのシンプルなリングにセッティングしたもの。
左から、ガーネット、イエローサファイア、アクアマリン。
邪魔にならない大きさとミニマムなデザインなので、重ね付けやブローチ、ペンダントとのコーディネイトが
気軽に楽しめますね。


 

Q:
17年前初めて作らせていただいたペンダントは、ご主人がお仕事でネパールへ行かれた時のお土産だったそうですね。石はどれもご主人からのプレゼントなのですか?
A:
そうです。初めて石をプレゼントされた時に、あんまり嬉しそうにしていたので、今もいろんな石を買って来てくれます。それまで宝石なんて縁遠いものと思っていたのに、あのシトリントパーズのオレンジ色を見た時に、「あ、私は宝石が好きだ!」って思ったんです。長い時間をかけて自然がつくりだしたものだからこそ、好きなのかもしれません。
Q:
若菜さんのリクエストはシンプルなペンダントにとだけでしたね。石を見せていただくと、ご主人がセレクトされたものだけに、すでに若菜さんらしいイメージ。私たちは出来るだけシンプルに、若菜さんのライフスタイルに合うものをと思い作らせていただきました。気に入ってくださっていて嬉しいです。山へもお守りとして持って行かれるそうですね?
A:
そうなんです。山や旅へ行く時にも必ず着けて行きます。このペンダントをしていると、無事に帰って来られるので、縁起担ぎもあって。チェーンはいつもH&Hさんのもの。山でのハードな動きにも一度も壊れることなく、とても信頼しています。
Q:
若菜さんは毎年お誕生日にお仕立てされています。もしかして、ご主人からのプレゼントですか?
A:
はい。今年はどの石にしようかとふたりで相談してからH&Hさんへ伺っています。毎回どんなデザインに仕上るのか、夫も楽しみにしています。オーダーでジュエリーを作るというと、どうしても高価でよそいきのイメージがありますけど、H&Hさんではシルバーを使って、普段から身に着けられるものをすてきにデザインして下さるので、とてもありがたいです。

 

石好き若菜さんのクリスマスのコレクション
若菜さんの著書『地元菓子』と『murren

 

Q:
色違いの石で同じ形のリングを3本作らせていただいています。
あのリングは良くお使いくださってますね。石はその日の気分で選ぶのですか?
A:
服の色に合わせる事が多いですね。あとは、仕事柄人に会う機会も多いので、相手に合わせて選ぶ事もあります。普段何気なく着けるのに、大きくもなく小さくもなく、1本でもいいし、他のリングを合わせてもいいし、楽しく遊べるリングです。なので、このスタイルで、石を変えて、もっともっと増やす計画です。なにより宝石には力がありますし、美しく、見ていて心休まるものなので、これからも共にありたいと思っています。

 

 

第1回 hkyさん
第3回 msさん
 

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